
| ブーリン家の姉妹 ジャスティン・チャドウィック監督 (TOHO二条)
ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン エリック・バナ デヴィッド・モリッシー クリスティン・スコット・トーマス ジム・スタージェス アナ・トレント |
海外での評判がボロクソ(でもないか、今ひとつぐらい)だったということは事前に分かっていたのですが、興味ある素材だし、ストーリーそのものはまあまあ悪くなさそう?ということで、事前に前売り券を買ってけっこう楽しみにしていました。
で、その感想をひと言にすれば、
想像以上の駄作でした。としか言い様がない。
いや〜酷かった。役者の演技も冴えなかったが、それ以上に演出の野暮ったさに驚いた。サンディ・パウエルによる衣装すらもちっとも生かせていなかった。アン、メアリー、ヘンリーの揺れ動く心情がセリフとして語られないとわからない。フランスから帰ってきたアンに衣装以外の変化が見られない。メアリーが突如としてヘンリーに惹かれた理由が分からない。長い原作のうち絵にしやすい重要なシーン(というかスキャンダラスで下世話な興味をひきやすいシーン)を切り貼りしただけの、典型的な駄作でした。メリハリなく事件が多発する、1シーズン続きそうなTVドラマっぽいつなぎ方だと思ったらやっぱり監督はTV出身で、この作品が初めての長編映画だった。脚本は「
クィーン」や
コレと同じ人。英国王室ものの御用達?
どっかの映画情報サイトで「英国版大奥」と紹介されていましたが、映画の「
大奥」同様衣装以外見どころがないという意味で正解ですね。
で、出演者について。ナタリー・ポートマンは中途半端なオーバーリアクションで空回り気味、そして何より顔立ちのせいかコスチューム・プレイが全然似合わない。あれじゃコスチューム・プレイではなくコスプレです。スカーレット・ヨハンソンは逆にコスチュームこそ似合うものの、終始お口ぽかーん。まあ考えようによっては愚鈍なメアリーにあっているといえばあっているんだけど、他の映画でも見たような表情で何だかなあ。エリック・バナは単純に酷かった。
まあ最初の5分とラスト15分はそこそこ楽しめた。つまり私の中では20分でもう充分な映画でした。
どうせならロモーラ・ガライとエミリー・ブラントでやって欲しかった。とにかくナタリー・ポートマンがダメ。力量云々じゃなくて単なるミスキャストです。
どちらかと言えばスカジョの方がよかった。ナタリーはそもそも何かが違った。検索 : 劇場鑑賞 イギリス映画 さて、これで今年の映画鑑賞はひとまず打ち止めにします。