Selected category
All entries of this category were displayed below.

西の魔女が死んだ西の魔女が死んだ
新潮文庫 (2001/07)
梨木 香歩

 「忙しい日本で実践する美しきスローライフ」

 視覚メディア向きの題材かも。よくまとまったいい話だとは思うんだけど、とりあえず文章で読んでも別に面白くなかった。

スイミング・プールスイミング・プール
アーティストハウスパブリッシャーズ (2004/05)
フランソワ・オゾン

 ストーリーの流れは映画と同じですが、サラ目線(途中混線気味だったけど)+映画では語られなかった真実が諸所で明かされているため、映画を見たあとに読むと少しはすっきりするかも?という内容ではあります。映画を見た人じゃないとつまらない。結局ジュリーのはっきりした素性はわからず終いでした。それより南仏に行きたくなってきた。

 文章としては非常に面白みに欠けます。ひとつひとつの表現が陳腐で、小説というよりはプロットを読んでいるみたいな気分になった。その原因が日本語訳にあるのかそもそもの原文にあるのかは不明だけど。

クレヨン王国の十二か月クレヨン王国の十二か月
講談社 (2006/9/16)
福永 令三

 1980年に発行された作品の完全版? なんか新書として出版する際に100枚分ぐらい削ったらしいのを復活させたとか…。大好きな6月の町がよりいっそうパワーアップしていて嬉しかった。食い意地が張っているせいか(笑)。

 クレヨン王国シリーズも末期はかなり作風が変わってしまって途中で挫折してしまうことが多かったんだけど、初期の作品は大人になった今読んでも十分面白いんだよね。

嫌われ松子の一生 (上) 嫌われ松子の一生 (上)
幻冬舎 (2004/08)
山田 宗樹

嫌われ松子の一生 (下)嫌われ松子の一生 (下)
幻冬舎 (2004/08)
山田 宗樹

 時間があるので以前読んだ本の感想とか。

 もうかなり前に読破したしたけど、時々斜め読みを繰り返している本。「俺はおばさん(=松子)が人生で最初に躓いた年齢にさえ、まだ達していない」という趣旨のフレーズが忘れられない。昨今マスコミを喜ばせているような殺人犯たちだって大抵私より年上だもの。彼らだって私と同じ年の頃は平凡で幸せな日々を送っていたかもしれないのに。そんな当たり前の視線に以前は気づきもしなかった。

黄昏の百合の骨黄昏の百合の骨
講談社 (2007/4/13)
恩田 陸

 文庫になったので2年ぶりぐらいに読んだ。ブックオフで買ったハードカバーはAmazonで売っぱらったんだっけ。

 伏線はりまくってそれを回収できないまま終結、というパターンが多い(としか思えない)恩田作品の中で、この理瀬シリーズは前作に引き続きよくまとまっていると思う(ただし前作は肩透かしだったが)。設定が漫画ちっくなので好みが分かれる作品だろうなあ。主人公の理瀬がダークで理瀬視点の場面ですら読者に内心を明かさないせいか、よくも悪くも世界に入り込みにくい。共感できるかどうかはともかく、主人公の視点に依存できない作品はこう…上手く表現できないけど、何か疲れるんだよね。

 で、


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2008 ここではない、どこか, All rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ